IT/イット - unicorn dream

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IT/イット

It
1990年/アメリカ・カナダ/監督・脚本: トミー・リー・ウォーレス/脚本: ローレンス・D・コーエン/原作: スティーヴン・キング/出演: ティム・カリーリチャード・トーマスジョン・リッターアネット・オトゥールリチャード・メイサーティム・リイドハリー・アンダーソンデニス・クリストファーマイケル・コール

オチなにこれ…

テレビ映画で、前編は子供時代にピエロが襲ってきて、後編は大人になって集まって同窓会して怪物退治、の2話です。

前編は、登場人物達が、昔の回想をしていく話で、スタンド・バイ・ミーみたいな郷愁をさそう感じで、さらに、みんな大人になると、成功者になっているので、どちらも胸が苦しくなります。

とはいえ、前編は出来が良いし、ペニーワイズの登場シーンはとても怖いし、おもしろいです。

ですが、期待した後編は、満を持して復活した、いじめっ子がすぐ死んだり、童貞のまま死にたくない！とか言って生存フラグ立てても、すぐ死んだり、いまいちです。

さらに、オチが、あまりにもひどくて、ラスボスは、大きなカニです。

しかも、結構弱くて、今までの3時間はなんだったの？

原作では、宇宙まで飛び出して、スケールが大きくなるらしいけど。

既視感があるとおもったら、同じスティーブン・キング原作の、ドリームキャッチャーも、こんなようなオチでした。

コメンタリーで、監督も、このオチはひどいと思ったけど、予算の範囲で頑張ったって説明してて、悲しいです。