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映画とかをみた感想

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド

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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド

絶叫!説明!演説!

大炎上した前編の、炎上してすらない後編です。

このタイトルと、主題歌がセカオワになることと、どっちが先に決まったのかと思ったら、タイトルでした。

原作の漫画はまだ完結していないので、話はほとんど町山智浩が考えたらしいです。

元々1作だったのを、撮影直前に、前編後編に分けることになったらしくて、それがわかる感じの物足りない出来です。

立ち読みした雑誌に載っていた、コンセプトアートとか、プロモ映像を見ると、すごくおもしろそうなのに。。。

 

内容は、仲間割れして、殴りあっていたら、超大型巨人が現れて焦る話です。

前編に出てきたような、普通の、アンガールズみたいな巨人は、一瞬しか出てこなくて、代わりに、ウルトラマンみたいな、スーパー巨人?が2体出てきて、それを倒したら、前編の冒頭に出てきた超大型巨人が出てきて、それを倒したらタイトルが出て、終わっちゃいました。

主人公の周りの、10人ぐらいの部隊の人しか出てこないから、スケール感が無いし、前編の見所だった、立体機動装置があまり出てこないので、盛り上がりに欠けます。

 

スーパー巨人?はちょっと、髪の動きが堅くて変だし、着ぐるみ感強すぎて、延々プロレスされて、覚めてしまいます。

いくら怪力でも、引っかけたワイヤーを引っ張って建物壊すのは、無理だと思う。

前編と同じで、登場人物がずっと叫んでるので、普通にしゃべってよって思います。

シェルターの部分は映画オリジナルらしいのですが、なんで、2001年宇宙の旅の部屋みたいな見た目なの?ジュークボックスなんなの?なんでシャンパン飲んでんの?なんでワイシャツに着替えてんの?

漫画がまだ未完なので、町山智浩が考えた、巨人の正体は、それ自体は良いと思ったけど、あっさりセリフで説明されてしまうし、特にその後、巨人は出てこないし、ストーリーにも全く絡んでこないので、なんでもよかった感じがするのは、悲しいです。

突然、クーデターが行われますが、いきなりそういう主張をし始めて、いきなり最後、改心します。意味がわかりません。

本人達は、サンダ対ガイラを作ってるつもりのようですが、出来たものは、さよならジュピターです。

前編の最初で、壁に囲まれて生活してるのとか、草原の向こうに壁があるのとか、メイズ・ランナーに似てると思ったけど、後編の終わりも全く同じでした。メイズ・ランナー2、楽しみです。

日の出からのタイトルが出るところは、なんか、さわやかだし、音楽が盛り上がるし、いいと思いました。何も解決してないけど。

 

あと、続編で解決する予定だったっぽい、解決されなかった謎は、
ピエール瀧が言ってた、エレンの兄とは、シキシマのことだろうけど、説明は無い。
エレンが打たれていた、意味ありげな注射は何?
なんでエレンは巨人になるの?
普通サイズの巨人はまだいっぱいいるけど、どうするの?
結局、最後、壁の外に出るなら、その穴塞がなくていいんじゃない?

 

進撃の樋口真嗣と、ヱヴァQの庵野秀明が作る、特撮リスペクトなシン・ゴジラ、今からとても怖いです。

 

The End Of The World

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