007 スペクター - unicorn dream

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007 スペクター

スカイフォールよりおもしろかったです。

内容は、ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションと似てる。同じ時期に同じジャンルの映画作ってるからしょうがないんだろうけど。

カジノ・ロワイヤルから、すべて話が続いていて、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドシリーズの集大成的な内容になっています。

悪のアジトが砂漠にあるのは慰めの報酬だったり、最後の本部の場面はカジノ・ロワイヤルの冒頭だったり、悪役がスカイフォールと似ていたり、前に観たような場面がたまにあります。

ダニエル・クレイグはもう007辞めたいと言ってるみたいですが、きれいに終わってるし、これで終わりでいいと思います。

近くの席の老夫婦が、帰るとき、さっぱりわからん。さっぱりわからん。さっぱりわからん。って言ってたけど、全部観てないと、Mr.ホワイトが誰なのかもわからないし、それはしょうがないと思う。

冒頭のメキシコの死者の日の場面は、とにかくすごくて、1カット長いし、エキストラもすごい数だし、屋上歩くところとかどうやって撮ったんだろう？って。

雪山で、車を飛行機で追いかけるところとか、メイキング観たら、本当に飛行機にそり付けて滑らせててびっくりしました。

スカイフォールから、古参ファン向け原点回帰の流れになってるのですが、その割には、ひみつ道具？が時計ぐらいしか出てこなかった。

いつものように、シネマシティの爆音上映で観たから、3度ある建物爆発の音が凄かったです。音って言うか、揺れでした。ゴゴゴゴゴ…

Mr.ヒンクスは強いので、退場しても、あ、また出てくるわ、と思っていたのですが、さすがに死んでた。

モニカ・ベルッチは、最年長のボンドガール！とか大々的に宣伝されてる割に、ほとんど出てこなくて残念でした。数分しか出てこない。

でも、アンドリュー・スコットはすごい出てたし、最初からずっと怪しい。

レア・セドゥは、美人だし強そうでよかったです。

クリストフ・ヴァルツのオーバーハウザーは、あんまり悪そうに見えなかった。

サム・スミスの主題歌とトーマス・ニューマンの音楽は、いまいちだと思った。

映像が全体的に茶色でした。

あと最後、銃がうますぎるというか、ヘリコプター、左に曲がればよかったのにねって思う。

最高のものしか出さないとか言ってたのに、その結果があの携帯電話なの？

で、006って誰なんですか？