ブリッジ・オブ・スパイ
Bridge of Spies
2015年/アメリカ/監督・製作: スティーヴン・スピルバーグ/脚本: マット・チャーマン イーサン・コーエン ジョエル・コーエン/音楽: トーマス・ニューマン/出演: トム・ハンクス マーク・ライランス エイミー・ライアン アラン・アルダ オースティン・ストウェル
四面楚歌
ただの弁護士が、敵国のスパイの弁護をしろと言われて、大変なことになる話です。
電話番号、一瞬メモ見ただけで覚えたり、現実では、主人公はOSSで働いてたことがあったりして、本当にただの弁護士では無いっぽいけど。
社会の敵の弁護をすることになって、誰も味方がいないどころか、国中から石を投げられるような状態になっちゃって、
ソ連が連絡とりたがってるっぽいから、東ドイツに行くけど、北朝鮮みたいに危ない国で、すぐ逮捕されそうになるし、
不良に絡まれるし、それも、ドイツ語で脅されるのに、字幕が何も出ないから、何言ってるのかわからなくて怖い。
2時間半ずっと、いつ殺されるかわからない緊張感が続いていて、良かったです。
電車の中で新聞読んでる人が、新聞越しに主人公をチラ見して目が合うところは、マイノリティ・リポートにあったの思い出しました。
ソ連に原爆落とされるかも知れないと怖がる場面、インディ・ジョーンズ思い出して、冷蔵庫に入れば安全なんじゃないの、って一瞬思ってしまいました。
主人公はいい人なので、トム・ハンクスはとても合っていました。
スパイの、得体の知れない感じも良かったです。
音楽が、いつものジョン・ウィリアムズじゃなくて、トーマス・ニューマンだけど、違和感は別に無かったです。
バトルシップにいた、マット・デイモンに顔が似てる俳優が出ていました。