オデッセイ - unicorn dream

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オデッセイ

とにかく明るいワトニー

アメリカで大ヒットしたし、アカデミー賞にもノミネートされているので、期待して観に行ったのですが、期待通り、おもしろかったです。

内容は、マット・デイモンが火星に置いてきぼりになったので、助けようと、みんなで頑張る話で、

主人公は、とにかくポジティブで、次々アイデアを思いつくし、行動するし、地球では、続々有能なスタッフが集まってきて、協力していって、中国まで協力してくるし、

悪い人とか嫌な人が、全く出てこないのが、気持ちよくて良かったです。

インターステラーで、星にひとりぼっちだったマット・デイモンが、また火星でひとりぼっちになって、

インターステラーで、宇宙飛行士の娘だったジェシカ・チャステインが、今度は宇宙飛行士で、観てる間に、どうしても思い出してしまいます。

わたしだったら普通に、1週間で死ぬわ、って思ったけど、そもそも火星行けなかったので、安心しました。

指輪物語ネタが出てくる場所があって、そこにショーン・ビーンがいるのがおもしろかったです。首を切られてました。

シャーロックのアンダーソンの人が、管制室の場面で、出てていました。

ゼロ・グラビティ観た後だと、宇宙船の外を、命綱無しで、泳いで辿っていくところ、怖すぎ。

タイムズスクエアに人が集まってる場面見て、急に思い出したんだけど、

日本で、あそこに相当する場所というと、渋谷のスクランブル交差点ですが、

イベントの度に人が集まって、最近の若者は、ってよく叩かれてるけど、じゃあ他に、都心に人が集まれるような、広場とか、場所があるのかっていうと、公園とか夜は開いてないし、どこも無い。

これは、もともと、歴史的に、日本には広場が無かったことに加えて、

60年代の学生運動で、新宿駅の西口広場みたいに、人が集まって暴動が起こったりして、その結果、中央大学の八王子キャンパスみたいに、人が集まれないような都市デザインをするようになっていったからみたいです。

昔と違って、都市により人が集中しているので、今さら広げられる場所も無いし、もう、交差点で代用するしかないから、許して欲しいと思います。

「まちなかの再生と広場のデザイン－日本都市における広場論－」講師　西成典久