レディ・プレイヤー1
Ready Player One
2018年/アメリカ/監督・製作: スティーヴン・スピルバーグ/脚本: アーネスト・クライン ザック・ペン/音楽: アラン・シルヴェストリ/出演: タイ・シェリダン オリヴィア・クック ベン・メンデルソーン T・J・ミラー サイモン・ペグ マーク・ライランス 森崎ウィン
俺はガンダムで行く
そんな、頭がおかしい、めちゃくちゃな企画なのにまともな映画が出来上がってて、ただただすごいです。
これを、70歳のアカデミー賞3度受賞の巨匠が作ったとか信じられないです。やはりスピルバーグは神。
あ、でも、メダル・オブ・オナーのクリエイターが作ったと思えば自然。
PrizmaXの森崎ウィンが出ています。それも、最高な役で。
この出世、ファンはどういう気持ちなんでしょうか?
「最初はガンダムに関連した有名なセリフをまんまパクって“ダイトウ行きまーす!“にしようとしたんですけど、原作ファンの方の気持ちを考えるとよくないかなと。ギャグっぽくなってしまうのも怖いし……。っていうので、色々考えた末に出たのがあのセリフなんですね」
ここでもまたジョン・ヒューズが引用されます。
ブレードランナーの許可が取れなくてシャイニングに、ウルトラマンの許可が取れなくてガンダムになったらしいけど、両方こっちのほうがいいと思いました。
音楽が世にも不思議なアメージング・ストーリーと似ています。
ハローキティ、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸は最初に、真ん中らへんに出てくるのですぐわかります。
でも、デスノートのリュークがいるなんて言われても全然わからない。
続編ではセーラームーン出してどうぞ。
イースターエッグがあまりにも多すぎて、もうどうでもよくなるレベルです。
これだけのキャラクターの権利を得られるってすごすぎ。
主人公がヒロインにリアルで初めて会ったときの口説き方が気持ち悪いです。
彼女が出来た途端、やっぱりみんなもリアルを大切にしよう、とか言い出すのも、だめなオタクっぽいと思いました。